産業医とはどんな医師なのか?その役割や仕事内容について

2017年7月27日

企業にとって欠かせない産業医

医師は人々の健康を守るために欠かせない職業ですが、その中で「産業医」と呼ばれる職業があります。

産業医とは、企業や事業場にて、労働者の健康管理や病気の予防に努める医師を意味しています。

労働安全衛生法等では、常時50名以上の労働者がいる職場では、1人以上の産業医を在籍させる義務があります。さらに、常時3,000人以上の労働者がいる事業場の場合は、2人以上の産業医は専任しなければならないと決められています。

企業にとって、社員は大切な財産の1つです。糖尿病や高血圧症など、社員が生活習慣病を患ってしまえば、貴重な働き手を失うことになり兼ねません。だからこそ産業医を在籍させて、労働者の健康を守り、病気を予防していく必要があります。

産業医に課せられた役割とは?その仕事内容について

産業医の役割は、主に労働者の健康管理を行うと共に、生活習慣病などの予防を行うことです。

そのためには定期的に健康診断を実施し、その結果に基づいて適切な処置を施さなければなりません。将来的に病気の危険性がある労働者に対して、適切にアドバイスしていく必要もあります。

また非常に忙しい職場では、何十時間もの残業をしている方も少なくありません。産業医は時間外労働時間が月100時間以上であり、疲労の蓄積が認められる労働者に対して面接を行い、必要な措置を施していくことも求められます。

さらに、2015年12月以降はストレスチェックを実施し、その結果に基づく指導も行われるようになりました。

ストレスチェックでは、心理的な負担の度合いを検査します。もし過大な精神的負担を抱えていると判断されれば、いち早く改善策を講じる必要があります。

産業医の募集では、勤務時間が固定されている点や福利厚生が充実している点など、さまざまな魅力が存在するため、多くの医師から人気を集めています。